子供にはマジックでマジシャンになれる思い出を。

 私が小学生の頃にやったマジックで、みんなが必ずビックリしてくれたのは、新聞紙に水を入れても何も起こらないマジックでした。
 私がそのマジックをやったのは、小学5年生の時の文化発表会みたいなイベントで、その時、みんなを驚かせた事は今でも覚えています。
 種明かしをすると、実は新聞紙の中にビニール袋を忍ばせて、そこに水を入れるというものでした。自分は水を入れながら、花を包んでいる時の形にした新聞紙を持っていれば、みんなの驚く顔を必ず見られるというもので、その後に、みんなに種を明かした際には、必ずズルイ!と言われヒンシュクを買った覚えがありましたが、新聞紙の中にビニール袋を忍ばせ水を入れるという、このマジックは小学生にはインパクトが強いと感じます。
 水を入れるという、大きな動きが加わったという事もあると思いますが、小学生のマジックといえばトランプや、小さな球を消すといった手品が王道的なイメージです。
 そんな中で、私はあえて少し異質な素材を選んだ為、みんなが強烈に反応したのだと思います。
 私は、子供がやるマジックには、もっと彼らにしか見えない素材や物でやってみたら、ものすごい事を思いつく子が出てくると思います。
 今はマジックにも馴染みが減ってきている子が多いと思うので、そんな自分の体験から、小学生ぐらいの子供には発想を豊かにする、マジシャンになるという思い出を作る機会を、学校の中で与えて欲しいなあと思います。

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